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歌う医学博士・Hideが行く
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Vol.21. ブラジルからの風
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こんにちは。Hideです。
おかげさんで、何とか生きてメルマを出せている（笑）｡まあ刺客云々は、半分は冗談の
つもりで書いたのだが、もう半分は本気だ｡何しろ相手は、常識が通用する国では
ないのだから（何の事か分からない方は、僕のHP
http://heliotrope.s9.xrea.com/
の、「メールマガジンバックナンバー」の Vol.20 を乞うご高覧)。
ちなみにあの国が独裁国家である事は、あの国の憲法を見れば分かる｡「朝鮮労働党を、
唯一の合法政党とする」と書いているのだから｡わざわざあの国まで行くまでもなく分かる｡
さてまずは、前回のメルマのアンケートにご協力下さった方、どうも有り難う｡また
前々回のアンケートに、ただのお知らせ号外だったにもかかわらず「よかった」に
投票して下さった方、お礼を忘れてました、どうもすみません｡そして有難う｡
それからぴよさん、宣伝どうも有り難う｡おかげさんで読者の方が３４人増えました｡
ぴよさんのメルマを宣伝しておこう｡
＞ナースぴよの○秘話♪必見！気ままミニ情報♪
＞私たちだって、人間だぁ〜！嫌なものは嫌！嫌いな人は嫌い！医療現場の面白い裏話＆
＞健康eteお役立ち情報を、毎週お届けします
というメルマである｡お申し込みは、
http://melten.com/m/9455.html
からどうぞ。
それとしつこいようだが、メルマを持っていらっしゃる方、相互宣伝しましょう｡
hide@helio-trope.com
までご一報下さい｡
新しい読者の皆さん、ご登録どうも有り難う｡これからも宜しく｡歌うたいとしての僕の
事は、僕のHP
http://heliotrope.s9.xrea.com/
の、「Hideの全て」に詳しく書いてあるので、ご興味がお有りならそちらをご参照下さい｡
では本題｡このメルマも、一応「ミュージック」のカテゴリーなのだし、タイトルも
「『歌う』医学博士．．．」なのだから、医療ネタで忙しくて久しくご無沙汰していたが、
そろそろ音楽の事を書こう｡
ちょうどいい事に、以前にも言ったが、僕のプロデュースの日系ブラジル人ボサノヴァ
シンガー・「ジョアン成原」のライヴを、大阪府は松原市で11月2日（土曜日）にやる
（地図や詳しい事は僕のHP
http://heliotrope.s9.xrea.com/
の、「ライヴ速報」のページを乞うご参照）。
このライヴは、このメルマのちょっとしたオフ会になりそうである｡どなたがいらっしゃる
予定かは言わない事にするが、当日をお楽しみに｡
さて、今回ジョアンがやる「ボサノヴァ」とは、一体どういう音楽なのだろう？
ここでは、ボサノヴァの「ボ」の字も知らない方を対象に書く｡入門編だ｡
「物足りない！」という方は、
hide@helio-trope.com
までリクエストを下さい｡Hideのボサノヴァ講座・初級編、中級編や上級編を、次回以降
お送りしよう｡
あなたは小野リサさんを知っているだろうか｡それなら話は早い｡まあああいう音楽だ｡
小野リサという名前は知らなくても、何年か前「ポレール」という国産ワインのCMに
出ていた人と言えば、「ああ、あの人か！」と思い出して下さる方もいるだろう｡
最近では、某自動車会社のCMで、「ムーンライト・セレナーデ」というジャズの
スタンダードナンバーを、ボサノヴァ風にカヴァーして歌っていたのを思い出す｡
最近では、雅子皇太子妃のご学友だったというボサノヴァシンガーの原久美という人が、
「たけしの誰でもピカソ」に出ていたりしたが、ご覧になった方もいらっしゃるだろう｡
これでも「全部知らない」とおっしゃる方、ご安心頂きたい｡
ユーミンこと松任谷由美さん（当時荒井由美さん）の、「あの日に帰りたい」という曲を
ご存知だろうか｡実はあの曲は、今で言うＪポップに、初めてボサノヴァのリズムを
持ち込んだ曲として有名だ（曲自体がボサノヴァシンガーの、アストラッド・ジルベルトと
いう人の "Fly Me To The Moon" という曲のパクリだという話がある）｡
Ｊポップのアーティストで言えば、今井美樹さんの "Smells Like You" という曲が、
以前某チョコレートのCMで使われていたのを、覚えていらっしゃる方もいるだろう｡
あれもボサ風の曲だ｡
それでも「まだ知らない」とおっしゃる方｡アーティスト名でなく曲名で行こう｡これから
あげる曲名をご存知だろうか｡一つくらいは思い当たるのではないだろうか｡
「イパネマの娘」、「ノーモア・ブルース（想いあふれて）」、「ワンノートサンバ」、
「コルコヴァード」、「ウエイブ」、「フェリシダージ」、「黒いオルフェ
（カーニヴァルの朝）」、「メディテーション」、「デサフィナード」、
「ジェット機のサンバ」．．．。これらは全部ボサノヴァの曲だ｡
「イパネマの娘」と言えば、以前川島なおみさんと菅野美穂さんの主演で、
「イグアナの娘」というドラマが有ったが、あのタイトルはは絶対「イパネマの娘」の
パロディだと思うのだ｡
「黒いオルフェ（カーニヴァルの朝）」と言うのは、同名のブラジル映画に使われている
曲だ｡ボサノヴァをご存知なくても、この映画ならご存知の方もいらっしゃるのでは
ないだろうか｡
これでも、「全部知らない」という方｡
聴いた事のない音楽の事を、言葉で伝えるのには限界がある｡一度だまされたと思って、
このアルバムを聴いてみて下さい｡
イパネマの娘／ナラ・レオン（日本フォノグラム株式会社）
ボサノヴァはすばらしい音楽だから｡BGMに流してもいいし、じっくり聴き込んでも
いいし、とにかくささくれ立った心を、癒してくれる音楽だから｡このアルバムを聴いて
くれたら、きっとそれが分かると思う｡
小野リサさんも言っている｡「そして何よりも、ボサノヴァは平和だから．．．｡」と｡
ちなみにナラ・レオンという人は、「ボサノヴァのミューズ（女神）」と言われる
ボサノヴァシンガーで、前述のアストラッド・ジルベルトや小野リサさんをはじめ、
のちの多くのボサノヴァ・シンガーたちのお手本になった人だ｡
途中だが、長くなってきたのでこのくらいにしておこう｡続きは次回｡
最後まで読んでくれて、本当に有難う。ご意見、ご感想等は
hide@helio-trope.com
までどうぞ。「こんな話が聞きたい」というリクエストも大歓迎だ。
（ここで紹介させてもらう事が有るので、それを希望されない方は
乞うご明記）
それと前述の通り、このメルマのバックナンバーが僕のHPで読めるので、
http://heliotrope.s9.xrea.com/
の、「メールマガジンバックナンバー」を乞うご高覧。デワマタ。